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元利均等返済方式、元金均等返済方式、アドオン方式

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借入をしたときの利子の計算や返済額の方法には主に3種類の計算方法があります。年利5%で12ヶ月間お金を借りた場合、最終的な利率は元利均等返済方式では2.72%、元利均等返済方式では2.70%、アドオン方式では5%となります。なぜ同じ5%で異なるか?どのように計算するのか?を以下で解説します。 また、シュミレーションツール を利用して様々な条件を試してみて下さい。

元利均等返済方式~毎回の返済額が一定

元利均等返済(がんりきんとうへんさい)とは毎月の返済金額(元金+利息)を均等にし計算した方式です。住宅ローンや、裁判の調停でも通常この方式が用いられます。

【メリット】
・毎回の返済額が一定のため返済計画が立てやすい。
【デメリット】
・元金均等返済に比べ総返済額が多くなる。
【計算式(毎月の返済金額)】
毎月の返済金額 =
 (借入金額×月利)÷(1-(1+月利)-返済回数
利息 = 毎月の元本x月利
月利 = 年利÷12
EXCEL関数
 IPMT関数を用い毎月の利息計算を行う事ができます。 120万円を3%の利率で12回払いで借りたときの9ヶ月目の利子の計算式は =IPMT(0.03/12, 9, 12, 1200000) となり 結果は -1,010 となります。
 PMT関数を用い毎月の支払額を求める事ができます。 120万円を3%の利率で12回払いで借りたときの毎月の支払額の計算式は =PMT(0.03/12, 12, 1200000) となり 結果は -101,632 となります。

▼120万円を年利3%の12回払いにした例

元本利息返済額借入残額
11,200,000 3,000 101,632 1,101,368
21,101,368 2,753 101,632 1,002,489
31,002,489 2,506 101,632 903,362
4903,362 2,258 101,632 803,988
5803,988 2,010 101,632 704,366
6704,366 1,761 101,632 604,494
7604,494 1,511 101,632 504,373
8504,373 1,261 101,632 404,002
9404,002 1,010 101,632 303,379
10303,379 758 101,632 202,505
11202,505 506 101,632 101,379
12101,379 253 101,632 0

元金均等返済方式~総返済額が少ない

元金均等返済(がんきんきんとうへんさい)とは、毎回の元金の返済額を均等にし計算した返済方式です。企業が金融機関からお金を借りた時などはこの方式が主に用いられます。

【メリット】
・元利均等返済より総返済額が少ない。
【デメリット】
・当初の返済額が多い。
【計算式】
毎月の返済額 =(借入金額÷返済回数) × (1+(返済回数-計算対象月+1)×月利)
EXCEL関数
 ISPMT関数を用い利息計算を行う事ができます。 120万円を3%の利率で12回払いで借りたときの9ヶ月目の利子の計算式は
=ISPMT(0.03/12, 8, 12, 1200000) となり 結果は -1,000 となります。

▼120万円を年利3%の12回払いにした例

元本利息返済額借入残額
11,200,000 3,000 103,000 1,100,000
21,100,000 2,750 102,750 1,000,000
31,000,000 2,500 102,500 900,000
4900,000 2,250 102,250 800,000
5800,000 2,000 102,000 700,000
6700,000 1,750 101,750 600,000
7600,000 1,500 101,500 500,000
8500,000 1,250 101,250 400,000
9400,000 1,000 101,000 300,000
10300,000 750 100,750 200,000
11200,000 500 100,500 100,000
12100,000 250 100,250 0

アドオン方式

計算方法が簡単なため割賦販売商品の代金返済などに用いられます。 毎回の返済額が一定で、毎月の利息も当初元本から単純に計算されるため一定です。

【メリット】
・毎回の返済額が同じため計算が簡単。
【デメリット】
・利息を含めた実質金利は高い。
【計算式】
毎月の返済金額 =
 (借入金額×(1+月利×返済月数))÷返済月数

▼120万円を年利3%の12回払いにした例

元本利息返済額借入残額
11,200,000 3,000 103,000 1,100,000
21,100,000 3,000 103,000 1,000,000
31,000,000 3,000 103,000 900,000
4900,000 3,000 103,000 800,000
5800,000 3,000 103,000 700,000
6700,000 3,000 103,000 600,000
7600,000 3,000 103,000 500,000
8500,000 3,000 103,000 400,000
9400,000 3,000 103,000 300,000
10300,000 3,000 103,000 200,000
11200,000 3,000 103,000 100,000
12100,000 3,000 103,000 0


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