共分散をを求めるEXCEL関数
COVAR関数は、行列と行列の共分散をを求めることができます。
共分散は偏差の積を平均したものです。
共分散は相関係数と似た性質であるが、数値の取る範囲が決まっていないため、計算過程でのみ用いられる事が多い。例えば、因果関係をみるには相関係数(
CORREL関数)を用いるのが一般的(値の範囲が-1~+1と見やすくなる)。また共分散を標準偏差(
STDEVP関数)の積で割ったものが相関係数となる。
書式
=COVAR(配列1, 配列2)
関数の使用例
| A | B |
1 | 1 | 11 |
2 | 2 | 12 |
3 | 3 | 13 |
4 | 4 | 14 |
5 | 5 | 15 |
書式 =COVAR(A1:B2, A4:B5)
結果 2
| A | B |
1 | 1 | 15 |
2 | 2 | 14 |
3 | 3 | 13 |
4 | 4 | 12 |
5 | 5 | 11 |
書式 =COVAR(A1:B2, A4:B5)
結果 -2