基準値の倍数に切り上げを行うEXCEL関数
CEILING関数は、基準値の倍数の近い値に切り上げます。例えば100個の商品を12個入る袋に入れる場合、MAXだと何個入るか?といった事で使用できます。
CEILING関数の書式と実行サンプル
書式 | 実行例 | 実行結果 |
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=CEILING(数値,基準値) |
=CEILING(100,12)
|
108
|
例題
100個の商品を12個入る袋に入れる場合、何袋必要か?を計算する場合は
=CEILING(100, 12) / 12
となります。100を12の倍数で切り上げると108 となり、それを12で割ると 答えは
9 となります。
関連関数との差異
切り上げ:
CEILING関数、切り捨て:
FLOOR関数、四捨五入:
MROUND関数 の実行例
実行例 | 実行結果 |
=CEILING(100, 12)
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108
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=FLOOR(100, 12)
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96
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=MROUND(100, 12)
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96
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MROUNDの結果は 100÷12の余りは4となり、基準値12よりも0に近い数のため切り捨てとなります(FLOORと同じ結果)。
実行例 | 実行結果 |
=CEILING(50, 11)
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55
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=FLOOR(50, 11)
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44
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=MROUND(50, 11)
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55
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MROUNDの結果は 50÷11の余りは6となり、0よりも基準値11に近い数のため切り上げられます(CEILINGと同じ結果)。