基準値の倍数に丸めるEXCEL関数
MROUND関数は、基準値の倍数の近い値に丸め(四捨五入)ます。
書式
=MROUND(数値, 基準値)
関連関数との差異
切り上げ:
CEILING関数、切り捨て:
FLOOR関数、四捨五入:
MROUND関数 の実行例
実行例 | 実行結果 |
=CEILING(100, 12)
|
108
|
=FLOOR(100, 12)
|
96
|
=MROUND(100, 12)
|
96
|
MROUNDの結果は 100÷12の余りは4となり、基準値12よりも0に近い数のため切り捨てとなります(FLOORと同じ結果)。
実行例 | 実行結果 |
=CEILING(50, 11)
|
55
|
=FLOOR(50, 11)
|
44
|
=MROUND(50, 11)
|
55
|
MROUNDの結果は 50÷11の余りは6となり、0よりも基準値11に近い数のため切り上げられます(CEILINGと同じ結果)。