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指定した範囲の小計を求めるEXCEL関数


SUBTOTAL関数は、指定した範囲の小計を求めます。通常合計を計算する前に、小計や個数などの明細を計算し、最後に合計をだすのが一般的で、重複して計算してしまう事が多々ありますので、SUBTOTAL関数を用いる事で重複計算といったミスがでないように扱うことができます。

SUBTOTAL関数の書式と実行サンプル

書式実行例実行結果
SUBTOTAL(集計方法,範囲)=SUBTOTAL(9,A1:A5)-

集計方法について

A1~A3の小計(合計)を求める場合は

  =SUBTOTAL(9,A1:A3)

A1~A3の小計(個数)を求める場合は

  =SUBTOTAL(2,A1:A3)

またオートフィルターを使用する場合の扱いとしてEXCEL2003以降は非表示セルを無視することもできます。
非表示の値も含める非表示の値を無視する関数
Excel2002以前は
以下のみ対応
Excel2003以降は
以下も対応
1101AVERAGE
2102COUNT
3103COUNTA
4104MAX
5105MIN
6106PRODUCT
7107STDEV
8108STDEVP
9109SUM
10110VAR
11111VARP

使用例

AB
1いちご100
2いちご200
3いちご300
4みかん150
5みかん250
6みかん350
7いちご小計600
8みかん小計750
9合計1350

B7 : いちごの小計

書式 =SUBTOTAL(9,B1:B3) 結果 600

B8 : みかんの小計

書式 =SUBTOTAL(9,B4:B6) 結果 750

B9 : 合計

書式 =SUBTOTAL(9,B1:B8) 結果 1350

この場合SUBTOTALでは、B8とB9は無視されます。





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